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【保存版】車を擦ったときにやるべき5つのこと|焦らず冷静に対応するためのガイド

  • 執筆者の写真: nasu fumihiro
    nasu fumihiro
  • 7月13日
  • 読了時間: 4分
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運転中、うっかり車を壁や縁石に擦ってしまった…。

そんな経験、誰にでも起こり得ることです。慌ててしまうのも当然ですが、落ち着いて適切に対応すれば、大きなトラブルを防ぐことができます。


この記事では、車を擦ってしまったときにやるべきことを順を追って解説します。小さな擦り傷でも、対応を間違えれば「当て逃げ」扱いになる可能性もあるため、特に初心者ドライバーの方はぜひ参考にしてください。


1. まずは安全確保が最優先!道路上での応急対応

擦ってしまった場所が、狭い道路や交通量の多い通りであれば、まずは安全な場所に車を停めることが最優先です。


無理に現場で停車すると、後続車との接触事故など二次被害のリスクが高まります。

ハザードランプを点灯させ、後方からの視認性を確保したうえで、路肩や駐車場などの安全なスペースに車を移動しましょう。


また、自分の身の安全を守ることも大切です。降車時は、後方の車や歩行者に注意を払いましょう。


2. 車両と周辺の損傷チェック|すぐに走らないで!

次に、車にどの程度の損傷があるかを確認しましょう。具体的には以下のポイントをチェックしてください。


・バンパーやフェンダーにひびや凹みがないか


・タイヤが縁石などに接触していないか


・オイル漏れや異音の発生がないか


・ハンドル操作やブレーキに違和感がないか


一見、軽い擦り傷に見えても内部で何か壊れている場合もあります。

タイヤのサイドウォールや足回りを擦っていた場合、目に見えないダメージが発生している可能性があるため、自己判断で運転を続けるのは危険です。


不安がある場合は、ロードサービス(JAFなど)に連絡し、プロの判断を仰ぎましょう。


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3. 事故の届け出は「義務」|擦っただけでも警察に連絡を

「これぐらいなら連絡しなくてもいいだろう」と思いがちな、軽い接触や擦り傷。ですが、道路交通法では、すべての事故に警察への報告義務があると定められています。


たとえ物損(ガードレールや縁石など)だけの事故でも、通報しなければ「事故不申告」として違反点数や罰則の対象になることもあります。

また、警察の事故証明がなければ、自動車保険の請求もできません。


したがって、自己判断せずに、必ず警察へ連絡するようにしましょう。


4. 相手がいなくても注意!公共物を傷つけた場合は…

もし、縁石や電柱などの公共物を擦って破損させた場合も、それは物損事故に該当します。たとえ人や車が関係していなくても、管理者や自治体に報告が必要です。


放置したりそのまま立ち去ったりすると、「当て逃げ」と見なされるリスクも。最近は監視カメラやドライブレコーダーが多く設置されており、行動の記録が残りやすい時代です。


「誰も見ていないから」と安易に判断せず、正しく申告・対応することが、後々のトラブル回避につながります。


5. 保険を使うかどうかの判断は“損得勘定”でOK

警察への連絡が済んだら、次は加入している保険会社へ連絡を。多くの保険会社は24時間対応の事故専用ダイヤルを設けており、深夜や休日でも相談可能です。


ここで注意すべきは、「保険を使うかどうかは、すぐに決めなくてよい」ということ。

実際の修理費用と、保険を使用した際の等級ダウンによる保険料増額を比較したうえで、後日判断しても問題ありません。


また、近年は保険会社のロードサービスも充実しており、現場まで駆けつけてくれる場合も。自分だけで判断せず、まずは相談することが大切です。


【番外編】駐車場での擦り傷、どう対応する?

意外と多いのが、ショッピングモールや月極駐車場などでの擦り傷。駐車枠のブロックや隣の車との距離が近いことによるトラブルが多発しています。


このような場合も、以下の対応が必要です。


※管理者に連絡し、現場の状況を報告


※可能であれば、防犯カメラ映像の確認


※相手車両がある場合は、警察と保険会社の両方に連絡


特に相手車両に傷がある場合、一方的な過失扱いになるケースも多いため、自分に非がある場合でも誠意を持った対応が求められます。


まとめ:擦った時こそ「誠実な対応」があなたを守る

車を擦ってしまったときにやるべきことを整理すると、以下の通りです。


安全な場所へ停車して落ち着く


車体の損傷・異常の有無を確認


必ず警察へ届け出る


公共物の損傷時は通報義務あり


保険会社にも連絡し、対応を相談


「小さなことだから」と自己判断するのが、最も危険です。

むしろ、些細なトラブルほど冷静に、そして誠実に対処する姿勢が、後々の信頼と安全を守ってくれます。


いざというとき慌てないためにも、この記事の内容を覚えておきましょう。

「擦っても冷静に」。それが安全運転者としての第一歩です。


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